こんにちは。
木下です。
先日、アレンジメントされた綺麗なお花を
2つも抱えて来店されたお客さまがいました。
その方は
いつも来ていただいている
看護師の方で、
勤めていた病院を退職され、
その帰りだったのです。
ご予約時間の少し前にお電話いただき、
「お花をもらったんだけど、車の中に置いておくと暑くてダメになってしまうから店内に置かせてもらえますか?」というご連絡があり、
もちろん「いいですよー」とお返事したので
2つの花を持ってご来店となりました。
さっそく、お花の話になり
「やっぱり花っていいですよねー!癒されますよねー」なんて盛り上がっていると、
その方が突然ポツリと
こう言ったのです。
「なんか比べちゃうとこっちの方が断然センスいいよねー」と。
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花は同じでも生ける人が違えば別物
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2つのアレンジメントの内、
1つは院長先生からで
もう1つはスタッフの皆さんから
頂いたらしいのですが
一方は素人の僕が見ても
「センスを感じる素敵なアレンジメント」で
理由もなく、
【なんか俺も花欲しくなっちゃうな~】
っていう気持ちにさせる感じで、
もう一方は
「ボリュームあるよね。」という印象でした。
でも、おそらく
横に並べて比べなければ
ボリューミーな感じのアレンジメントも
「すごく豪華な感じで素敵ですねー」
なんて言っていたと思います。
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神は細部に宿る
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花自体は同じような感じなのに
こんなにも印象が違うということは
おそらく、一方のお花屋さんは
花の仕入れの段階から何かが違い、
アレンジメントするときも
花の生命力感、
ちょっとした咲き具合の加減、
色の組み合わせ
高さ、奥行き、まとめ方などなど、
素人にはわからないような
細かな細かな感覚と
ノウハウがあると思われます。
まさに人が行う【手仕事】
職人の世界ですね。
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比べられたらバレるのはセラピストも同じ
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先日、半年ぶりに来店してくれた
お客さまがいました。
その方は半年前まで
約一年間ぐらい
通って来てくれていた方だったので
「最近来てくれないなぁ。なんかあったのかなぁ」なんて心配していました。
そんな時にご予約いただいたので
軽くテンション上がりつつも
久しぶりだったので、
施術前にいろいろとお話しを聞いていると、
引っ越したため、
少し遠くなってしまって
足が遠のいていたこと、
その間、他のところに行っていたけど
「木下さんのように、終わった後に奥の方まで取れた!って感じがするところがなかったので、ちょっと遠いけどまたお願いしようと思って来ました。」と言っていただきました。
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期待されれば
期待に応えたいと思うのが
人間だと思う
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何かが違うお花屋さんのこと、
他では満足できずに
再来店してくれたお客様のこと、
こういった出来事があると
やっぱり良いものを提供したい
期待に応えたいと強く思います。
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自分を向上させ続けよう
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私たちセラピストは
やっぱり比べられています。
そして、比べられた結果、
より良いほうが
選ばれることになります。
なので、
セラピストとして選ばれるには
自分の技術と知識を
向上させ続けることが必要です。
向上させることを怠っていれば
お客さまはそれを敏感に
感じ取るのだと思います。
結果、
タイマッサージならどこでもいいか
揉んでくれればどこでも同じか
というように
「タイマッサージ」
「もみほぐし」
「オイルマッサージ」など
【1つのジャンルの中の人】という
見られかたをしてしまいます。
もしそうだとしたら、、、
この仕事をする意味あるんですかね?
選ばれるということは
いい意味でプレッシャーもかかりますが
信頼されていることで施術がしやすいし、
何より仕事が、そして毎日が充実します。
それがまた自分自身を
向上させていくエネルギーにもなります。
セラピストは
このサイクルに入れるかどうかが
ポイントだと思います。
そして、
このサイクルに入るには
何かしら自分から行動を
起こすしかないのだと思います。
なーんにも努力しなくて上手くいくなら
誰だってなーんにもしませんよね。
あなたもそう思いませんか?
ではでは。
木下智之
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